魔法界へ・・・

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『はじめさんは、頭がいいし、モテましたよ!』 健志は、笑顔で応える。 『・・・お前だって、モテただろ・・・』 はじめは、顔を赤くなりながら、隼人に向かっていう 『ぼ、僕!?、全然・・・! そ、そうだ話を戻そう? あの子の話に・・・』 『自分だけ、逃げるつもりか?』 はじめがニヤニヤしている 逃げ場がないようだ・・・ ため息をつく 『僕は、彼女できたことないんだよね・・・』 暗いオーラが纏う 『あ、そうなんだ』 はじめと健志の声がハモる 『さてと・・・俺、家に帰るわ! 隼人も来るか?』 はじめは、立ち上がる 『いいの?』 『向こうの学校は、大丈夫か?』 『大丈夫!明日から、テスト休み!』 笑顔で答える。 『そうか? じゃ、一緒に帰ろうか?』 『やったー! はじめの部屋ってどんな所だろう?』 『お前の部屋よりは、殺風景じゃない・・・』 『僕の部屋って、殺風景?』 隼人の言葉を無視し、健志の方へ向く 『じゃあな!健志・・・ 今日は、ありがとう!』 『いえいえ、また、今度会いましょう!』 『ああ』 はじめは、入り口に向かい、手を振る 『健志さん、また・・・』 隼人は、お辞儀をする バタン研究室の扉がしまる
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