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ふぅとため息をつく
『・・・行ったか?』
健志は、お茶を飲みながら、ある資料に目を通す
『大変なことになりそうだな・・・』
『隼人くんにとっても、はじめくんにとってもね・・・』
『俺には、少し離れた姉ちゃんがいる・・・』
はじめは、真剣な顔で話す
『あ、そうなんだ・・・』
『ああ、着いてから、紹介するけど・・・
夜、襲うんじゃないぞ』
まだ、真剣な顔をしている
『えっ、そ、そんな事する訳ないだろ』
口を押さえながら、顔が赤くなる
はじめは、『からかいがいのある奴・・・』
とボソッと呟きながら、笑う
『何処だよ・・・、お前の家・・・』
『あ、』
笑いを止め、辺りを見渡す
『あそこだ!』
30メートル先を指をさす
『しかしでっかいな!』
はじめがさした、マンションの前に来る。
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