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『ああ、ここら辺で最大級のマンションだ、凄いだろ?』
『へぇ~』
隼人は、マンションを見上げる
『行くぞ!』
はじめは、マンションの入り口で、後ろにいる隼人に声を掛ける
『はじめの部屋は、何階だ?』
『えっ、125階だ!』
『えっ、嘘!?』
『嘘だ
本当は、24階』
『・・・なんで、嘘をついたの?』
『楽しいから』
とはじめニヤニヤしながら、答える
『答えになってないよ~』膨れっ面で言う
隼人とはじめは、マンションの入り口に入る
すると、機械の声が聞こえてくる
ナンカイ マデ イキマスカ?
『24階』
はじめは、普通に答える
『す、凄いねー!』
隼人は、目が点になる
『ああ、最新だからな』
いや、最新でもこんなならないよ・・・
と心の中にツッコミを入れる
すると、周りの景色が変わる
いや、僕達の周りの景色だけが、変わったと言ったほうがいいかも知れない・・・
というか、この浮遊感・・・気持ち悪・・・
『さあ、つい・・・』
はじめは、こっちを見る
『ゲロロロロ・・・』
横で隼人が、用足している(?)最中だった
『うわああああ・・・』
はじめは、勢いよく離れる
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