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『おいしかった!』
とはじめは、自分の食べた食器を流し台に持っていく
『変わった味ですね!何が入っているんですか?』
隼人は、食べながらあやめに質問する
『・・・聞かない方かいいと思うぞ・・・』
はじめは、苦笑いを浮かべている
『蛙の南蛮焼きと・・・』
あやめは、普通に答えてしまっている
『へぇ~、蛙の・・・』
『・・・』
『・・・』
『・・・』
沈黙が続く
はじめは、隼人の顔色をみる
『・・・バケツ、持って来るわ』
『・・・頼む・・・』
口を押さえながら言う
『大丈夫?』
あやめは、隼人の顔色を見ながら、聞く
『大丈夫じゃないだろ・・・』
はじめは、ツッコミを入れる
ゴクン!
の、飲みこめた!
『おいしいでしょ!』
あやめは、前屈みになって聞いてくる
この人は・・・
天然なのか?
なんか、悪意が感じられるのだが・・・
『・・・よく、飲み込めたな!
人間界の人達、名前聞いた瞬間吐く人多いのに・・・』
はじめは、感心していた
『でも・・・口の中に臭さがなんかじんわりと残っているみたい・・・』
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