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『・・・着いてる訳ないだろ!』
はじめのその一言で、笑いが止まる
『・・・すいません・・・!
でも、はじめが寝るところなくなるんじゃ・・・』
『大丈夫!床に布団敷いて、寝るから』
『・・・
じゃ、お言葉に甘えて、
寝させて頂きます』
『どうぞ~!』
隼人は、ベッドの上に横になる
はあ・・・気持ちいいな・・・
なんか、ふっくらしてる・・・
『・・・』
『寝たか・・・』
はじめは、隼人の寝顔を見、ため息をつく
『今日は、色々あったからな・・・』
と天井を見る
『ふぁ~』
はじめは、背伸びしながら、欠伸をする
『俺も布団敷いて寝ようかな?』
はじめは、立ち上がり押し入れから、布団を取り出し
布団を敷こうとする
すると、
『はじめ!電話よ!』
とあやめの声が聞こえる
『はーい』
とはじめは、返事しながら、首を傾げる
誰だろ、こんな時間に・・・
ふっと時計を見る、時間は、11時近く
『誰?』
とあやめに聞いてみる
『誰か、分からなかった・・・』
とあやめは、肩を落とす
聞いとけよ・・・
はじめは、受話器をもらう
『もしもし・・・』
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