待遇

3/13

13人が本棚に入れています
本棚に追加
/82ページ
『ここだ!』 はじめは、目の前にある建物を指を指す 『え?ここ・・・』 と隼人は目を丸くする 『・・・刑務所?』 『違う!』 目の前にあった、建物は、コンクリートの塀に上に有刺鉄線がある ・・・何のために有刺鉄線があるんだ 『さて、入ろうか?』 はじめは、伸びをしながら言う はじめは、横にあるインターホンを押す 『ドチラサマデスカ?』 インターホンが喋り出した 『はじめだ!隼人を連れて来た!』 ・・・機械の声? 隼人は、首を傾げる ギー コンクリートで出来た扉が、開く 『ドウゾ、ハイッテクダサイ』 インターホンから声が聞こえる 隼人とはじめは、その中に入る 『あー、やっぱり緊張するなー』 はじめは、肩を落とす そして、隼人の方を見る 『お前は、緊張しないのか?』 『緊張してるよ・・・!』 『へぇー! そうは見えないけど・・・』 とはじめは、隼人の顔を見る 二人は、長い廊下を歩く コツコツと二人の足音だけが、聞こえてくる 『何処に向かってるんだ』 隼人は、はじめに聞く 『多分、突き当たり・・・』 とはじめは言う
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加