待遇

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廊下を歩いていると、突き当たりの扉が見えてくる 『ここだ・・・』 とはじめと隼人は、扉の前に立つ ギー 目の前にあった木の扉が開く 『ハイリタマエ・・・』 扉が開く そろっと、隼人とはじめは、中を見る !! 中には、スーツにサングラス姿の男達が長いテーブルの椅子に姿勢が正しい状態で座っている な、なんなんだ、ここ・・・ 隼人は、目を丸くする 『何の用事でしょうか?』 はじめは、一歩前に出て大声で話す 『マア、スワリタマエ・・・』 一人のサングラスの男が言う 魔法で声を変えているみたいだ 『・・・はい』 はじめは、ゆっくりと歩き、長いテーブルの椅子に座る そして、入り口に立っている隼人に早く座るよう、アイコンタクトをとる 隼人もそれに気づいたらしく、急いではじめの横に座ろうとする 『アア、ハヤトクンハ、ベツノヘヤデ・・・』 『え?』 隼人は、横座っているはじめを見下ろす はじめは、コクっと頷く 行けということか・・・ すくっ 一人の男が立ち、入り口の前で待つ ついて来いって事みたいだな・・・ 『じゃ、はじめ また、後で・・・』 隼人は、右手を上に上げる 『おう・・・』 はじめも同様に右手を上に上げる
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