待遇

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『痛いですよ・・・先生・・・』 とはじめは、手を摩りながら、ため息をつく 『帰って来たら、真っ先に報告しろと言ってあったはずたがな・・・』 と林檎は、魔法を本来の姿に戻る 本来の姿とは、髪は赤色で腰まで伸びていて、上下にジャージを着ている姿だ 実は林檎は、女の先生なのだ、男口調の喋り方やオシャレを全然しないので、言われなければ、気づかないが・・・ その証拠に胸やお尻は、ある それも、平均以上に・・・ そして、はじめが魔法学校に通っていた時の先生でもある・・・ 『すいません・・・ちょっとドタバタしてたので・・・』 すると、健志が間に入ってくる 『まあ、まあ、林檎さん・・・はじめくんにも、色々あったんですから・・・』 林檎を落ち着かせるが 『健志は、黙っていろ! こいつは、何もかも一人で背負いすぎなんだよ・・・!』 とはじめを指差す はじめは、びくっと体を震わせる 『魔法がどのくらい回復してるのかと思って、試したが、微塵も回復してないし・・・ それで、病院にも、通う気もない・・・』 はじめは、終始俯いている 『もうちょっと、大人を頼れ・・・ あの事件は、お前だけの責任じゃない・・・』
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