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『やあ、はじめさん・・・
ご無沙汰です・・・』
と後ろから声をかけられる
『おお、健志か・・・』
はじめは、振り返り名前を言う
こいつは、健志
科学科なので、別のクラスだが、入学式の登校時に知り合った
ちなみにおれは、医療科だ
『林檎先生に呼ばれてたんですか？』
『えっ、何で？』
はじめは、少し驚く
『あ、さっき、林檎先生とすれ違ったから・・・』
『あ、そうか・・・
てっきり、盗み聞きしてたのかと・・・』
とはじめは、ため息をつく
『そ、そんな！？
人聞きの悪い・・・』
と健志は、目を点にしながら言う
『はは・・・、悪い、悪い』
とはじめは、教室の扉を開く
『それじゃあ、また後で・・・』
『あ、はい、また・・・』
はじめは、教室の方を見る
『あっ、帰ってきた！』
美鈴は、笑顔で迎える
『おっ、補習だったか？』
と涼は、ニヤリと笑いながら言う
『違うわ！』
はじめは、すかさずツッコミを入れる
『という事は、委員の仕事？』
と美鈴も話に参加してくる
『ああ、まあな・・・』
はじめはため息をつき、答える
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