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『な、なんで・・・お前なんだよ・・・
涼・・・!』
涼は、それを聞いてニヤっと笑う
『何故なんでしょうね~』
『美鈴は・・・?』
『さあ?』
『ちくしょう!』
はじめは、美鈴が行った方角へ走りだす
『させないよ・・・』
涼は、捕縛術ではじめの足と手の動きを封じる
はじめは、足を封じられたため、その場で倒れる
はじめは、涼のいる方向へ睨みをきかそうとするが
涼がはじめの足の方角へいるため、涼の姿で見えない
『涼~!!』
そう叫んだ瞬間、はじめにかかっていた、捕縛術が破られる
はじめは、それが分かった瞬間、立ち上がり前に進もうとする
が、その瞬間、激痛が走った
『!いつの間に・・・!』
はじめは、痛むお腹を摩ってみる
その手に生暖かい、ベットリした物が着いたみたいだ
『殺したと思ったが・・・爪が甘かったみたいだ・・・』
『待て・・・なんで・・・?』
涼は、振り返り笑みを漏らすが、また、歩き出し始めた
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