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数秒後、すぐ側まで走り込むことには成功したが…………
(クッ……何て数の魔術ですかねえ…)
魔法障壁を全力で展開しながら走り込んだ者の近くにたどり着く
「風よ…敵から身を護る風旋の渦となれ…!【風壁陣】!」
すぐさま風属性の防御壁を展開させ、その者を見る
「ハァッ……ハァッ……貴女は何をしているんですか…?」
「ハッ…ハッ…ハッ…ハッ……助けて…とは…言ってないわよ…?」
息を整えながらその女は顔をしかめながら答える
そんな事を言ってる場合では…と言っている内に風の壁が嫌な音を立て始める
「仕方ないですね……文句は後にしましょうか…」
「フンッ……!」
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