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突然の提案に桐弧と胡珀は戸惑う。
観那は、あらあらといいながらも笑っている。
「はぁ~……長老、最初っからその気でしたね?」
「ほっほっほ……胡珀が面白いことを教えてくれたからのぉ」
長老以外は呆れてしまった。
「あ、あの……なんで私たちなんですか?」
「ん? 簡単じゃよ、お前達みたいな孫が家にいたらどれほど楽しいだろうと考えてしまってのぉ」
「……なんか、嵌められた?」
「ほっほっほっほ……」
長老は高笑いしながら村へと引き返していった。
その場に残されたのは桐弧家族と胡珀だけだった。
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