第二話

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「桐弧~、ご飯……ってどうしたの? 顔赤いよ?」 「な、ななな!? なんでもないよ!?」  慌てて両手を前に出しぶんぶんという効果音が付きそうな勢いで振り回す。  胡珀は頭の上に?を浮かべながら顔を傾げるが、特に気にせず机の上に食事を置いた。 「ほぉら、佐恵さんが桐弧の好きな随煮があるよ?」 「もう…わかったわよぉ~…」  二人の一日目はまったりと、そして慌ただしさが繰り返す一日であった。
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