幕間 辻馬車にて

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 ガタンッ 馬車が揺れた。 ル「うわぁ!」 テ「やっと起きたのね。」 「くすくす…。」 サキは2人のやりとりに笑う。 窓の外には戦艦が見える。 馭「ありゃあ、マルクト軍の最新型軍艦、タルタロスじゃないか。」 ル「マルクト軍!?  なんでそんなもんがここにいるんだよ!?」 馭「なんでって…キムラスカと戦争が近いってんで、厳重警備なのさ。」 ル「えっじゃあ、首都って……。」 馭「ピオニー陛下がいらっしゃるグランコクマさ。」 テ「間違えたわ……。」 ル「冷静に言うなよ!」 テ「しょうがないでしょ?  土地勘がないんだから。」 言い争いを始める2人。 「まぁまぁ、落ち着いて。」
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