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「…ん…。
ここは…?」
嗄希は辺りを見渡した。
「…タタル渓谷か…。」
更に見渡すと、ルークを起こしているティアがいた。
ル「…なんだぁ…?」
テ「よかった、気が付いたみたいね。」
ル「おまえ、誰だ!?」
テ「私はティア・グランツよ。」
ル「そうだ!おまえ!
いってぇ……。」
テ「大丈夫!?
どこか怪我してない!?」
「あの~…。」
テ「あなた誰?」
ル「なんだよ、おまえの仲間じゃねぇのか?」
テ「違うわ……。
ということは、あなたの知り合いでもないのね。」
不思議そうな目で、2人は嗄希を見つめている。
「あ…私は中山嗄希です…。」
テ「どうしてここにいるの?」
ティアは軽く警戒している。
「ええと…2人の超振動に巻き込まれて…。」
嗄希の言葉に2人は驚いた。
ル「おまえなんであの屋敷にいたんだ?」
「私もわかんない…。」
ル「なんだそりゃ!?」
テ「まぁ、いいわ。
ここにいても仕方ないから、早く出ましょう。」
ティアの提案に、2人は頷いた。
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