第二章 タタル渓谷

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 テ「魔物よ。」 ル「なんだって!?」 テ「サキ。あなた、戦える!?」 「…わかんない…。」 テ「……無理はしないでね?」 「…うん…。」 テ「来るわよ!」 (…どうしようかな…。  譜歌を歌ってみたいけど…さすがにそれは無理かな…。  そうしたら…。) 「…ファイアーボール!!!」 サキの声に反応して、火の玉が現れた。 そして、魔物に直撃する。 「わおっ!使えたぁ!」 テ「今のは…?  譜術ではなさそうだったけれど…。」 「晶霊術だよ。」 テ「しょうれいじゅつ?  聞いたことがないわね。」 「まぁ、そうだろうね。」 ル「おいっ!  俺を置いて話を進めるな!」 「あははっ。  だって、ルークに言ってもわからないでしょ?」 ル「うるせぇな!」 テ「はぁ…。  二人とも、行くわよ。」 「は~い!」
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