遡行

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「うひゃー、相変わらず、でけぇな…この木…」 50mはあろうか大木。 昔は、よく登っていたな。 今は、スカートの中が心配だから登れな…登りたくないけど…。 ボクたちは「鬼ごっこ」とか、昔やった遊びを童心にかえって遊びまくった。 「やべぇ…もう、こんな時間だし…。そだっ、夕日見ねぇか?」 翔輝が提案する。 「そーだねぇ…せっかく、来たんだし行こっか」 「ok」 慶介も承諾する。 「うしっ、決まりだな」 翔輝が先陣をきって結衣たちは丘を駆け上がった。 そして、林を抜けようとした。 ――――――その瞬間 …結衣たちは  …めまいに襲われた 「ちょ…ふた…と…」
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