夏夢

4/5
前へ
/390ページ
次へ
俊兄が選んだのは、2人で協力して敵を倒すゲーム。 …これ、確か一人でも出来ましたよね? しかも、何故か無駄にくっ付いてくる俊兄。 『くっ付き過ぎです』 『だって画面が見えないもん』 そう言いながら、僕の右腕に絡められた左腕は何ですか。 『じゃあ僕はもう少し寄りますから離れて下さい。』 と言えば、貴方は慌てて 『見えるから離れないでよっ❗』 と、本音を漏らす。 『見えないんじゃ無くて、離れたくないからですか』 『あっ❗///』 そう頬を真っ赤にして必死に弁解しようとする貴方。 愛しくて堪らないと思うのも、貴方と時間を過ごすようになってから。 貴方と関わる度に、新しい僕を見つける。 終わり
/390ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加