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伊東が言うため渋々見て見ると煙が登っているのである。
歳三はしまった!!と思い立ち上がったが伊東は
「馬鹿ですよね。川の近くで火をやっても川で消えますよすぐに」
伊東のこの言葉を聞き歳三はこいつの馬鹿さに呆れていた。
「これは敵の狼煙だ。恐らく敵は水計を使ったのだろう。撤退の鐘をならせ。後誠龍隊!!馬を用意しろ!!出陣の準備だ!!」
歳三が切羽詰まった様に言う為皆迅速に動いたが伊東だけ意味が分かっていなかった。
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