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「すまぬ。では参る。」
歳三は新たに心を一つにした誠龍組と共に総司を助けに行った。
間にいた北条勢は削られていき遂にはいなくなった。
歳三は総司を探すとすぐに見つかった。
「そ、そ総司!!大丈夫か!?」
歳三が思わずそう尋ねてしまったのは総司は今気があるのが珍しいぐらい満身創痍なのだ。
「土方さん、流石ですね。此をみて大丈夫に見えますか?」
総司はそれだけ言うと歳三に倒れ掛かった。
「いや、全然大丈夫に見えねぇよ。だけど今から連れて帰ってやる。」
歳三は滅多に見せない笑顔を総司に見せ退却して行った。
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