土方歳三危機!!

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熊はしかし歳三の方を見るが襲い掛かっては来ない。何故だと思いながらもチャンスだと思い右目に矢を放った。 やはり右目にも当たり熊の視覚は失った。 悪く思うなよと歳三は思いながらも一思いにで斬ろうと思い近づくと熊は歳三を長い爪で斬ろうとした。 歳三はどうにか避けられたが腹を斬られてしまい血が流れていく。 歳三も早く治療しなければならないと言うのは本能的に感じていた。 「悪いな俺も時間がないみたいだ。もう勝負を着けさせてもらう」 歳三はそう呟くと両手に刀を持ちまずは左で首を斬ろうとすると熊が爪で防いだがすぐに右手で斬った。 目が見えない熊は刀を二つ持っていたとは知らない為に斬られてしまった。 歳三は頭だけ持って帰ろうとすると下から何か鳴き声が聞こえたので熊を退かすと一匹の熊の子がいた。 歳三はその時この熊は子供を守る為に動かなかったのかと気がつき悪い事をしたと思った。 ,
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