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「裏切っていたか」
歳三が呟くと
「俺だけじゃないぜ。我が弟もだがな」
歳三はこの言葉を聞いて納得した。そりゃ、隊長格二人を相手してりゃ勝てないよなと
歳三は俺が死んだら大変じゃねぇかと悔しく思った。
「じゃあな、副隊長さん。最後の情けだ何か言うことはないか?」
伊東は屈してる歳三を見て嬉しそうに尋ねてきた。
「ふっ、伊東道をこれ以上踏み外すなよ。」
歳三はそれだけ言うと目を閉じた。
「そうか、じゃあ冥土で会おう。」
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