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「総司、帰るぞ。」
歳三がそう言うと逃げられた所を見ながらも着いて来た。
「土方さん、近藤さんに言いましょう。僕は許しません!!」
いつもは怒らないにも関わらず怒りに燃えていた。
「総司、頭いいんだから良く考えろ。今伊東は信用されているんだぞ。勇が俺らを幽閉する可能性は十分にあるんだぞ。」
歳三は総司が心配して怒ってくれるのは嬉しいが伊東の策略にはまって欲しく無かった。
「そうですか。」
総司は悔しそうに手を握り絞めながら答えた。
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