土方歳三危機!!

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歳三は伊東がいつか尻尾を出すのを待つしかないと思った。 総司は未だにぶつぶつと殺してやると呟いていた。 「総司、着くからもうその不機嫌な顔は止めろ。」 歳三はその顔で居られたら盛り上がらないだろうと思った。 歳三がそうまで思ってしまう程の顔だった。 少し前では狼に会ったが総司の睨みにより狼が立ち去っていた。 「分かりました。但し、伊東の命があるかは別ですよ。」 総司は歳三に文句でもあるかと言うかの様に見てきた。 歳三は殺されるかもしれない伊東に少し同情してしまった。 ,
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