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歳三はまず敵将の処遇を決める為、組長格を召集した。
「皆と決めたい事がある。敵将にの処遇についてだ。お主らの意見を聞きたい。」
勇の言葉により皆黙った。それもそのはず敵将を殺すか殺さないかは自分達によって決まるのだから
「私は殺すべきかと」
一が一番初めに口を開き意見を出した。
そうすると皆口々に賛成の意を唱えた。
「僕は反対だな。だって殺したら可哀想じゃん。」
まだ純粋の心を持っている総司は反対の意を唱えた。
歳三は出来れば敵将を殺したくなかった。
「氏家守棟という者は中々の謀略だ。仲間としてこれ程頼ものしい奴はいない。」
この歳三の言葉に皆口を閉じ何も言わなくなった。
後は勇が決めるだけである。
「歳、悪いが反対意見が「申し上げます!!伊達が攻めて参りました!!現在長谷堂城に近付いている模様!!」
山崎が現れ報告した。
「うむ、今は敵将の処遇は後回しじゃ。今から全軍で長谷堂城に向かう」
勇の言葉に皆頷き、兵士の元に行った。
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