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「これから臨時会議を開く。歳頼む」
勇はそれだけ言うと黙り歳三を見た。
「今回集まって貰ったのは三国同盟に着いてだ。」
組長格は落ち着いて黙っていたが伍長格がざわつき初めた。
「どちらに着いても滅ぼされるぜ」
「でも上杉家は長尾景虎に助けて貰ってるらしい。その長尾景虎はかなりの大物らしいぜ」
「静まれい!!」
勇の一喝により静かになった。
「我らに関係あるのは上杉対北条だ。幸いか不幸かは別として両国から使者が来ている。我らはどちらに着くか決めなければならない。」
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