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「近藤様!!足利将軍の御使者が来ております!!」
「はっ!!そち誠か!?すぐにお通しせよ!!」
勇は嬉しそうに命令していた。
歳三ヤバいと思った。勇は位が高い人と交わるのが大好きでそういう人の言葉の言葉に左右されやすい。
「足利義輝の家臣の者です。では、我が主からの言葉を伝えたいと思います。最上義光の悪政から民を助け大義である。お主も知っておる通り三国同盟により天下は乱れておる。討伐を願う。以上です。」
使者はそれだけ言うと頭を一度下げ顔を上げると勇を見て動かなかった。
「我らも考える時間が必要「分かりました。私めに出来る事であれば何でもやりましょう」
歳三がもう一度考える時間を作ろうとしたら勇が将軍からの言葉に感激してしまい言ってしまったのである。
「ありがとうございます。では」
使者はそう言うといなくなった。
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