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「しくしく、総司!!なんで切腹など」
歳三は大声を上げて泣いた振りをした。
「土方殿!!どうしたんですか!?」
景綱が慌てて聞く
「ああ、なんていう事でしょう…貴殿方が我らを殺そうとしていると思った総司君は敵に殺されるぐらいなら死ぬといい死んだのです。」
定直が残念そうな顔をして話した。
「お前らなんで俺らをこんなに待たしたんだ!?」
歳三が感情を剥き出しにしたかのように聞いた。
「それは…、まさか!?長時間待たせたので誤解されたのか」
景綱は申し訳なさそうにして話した。
「おろか者なわけないだろう」
一人の男が歳三を見てニヤリとした。
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