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「もういいの?土方さん。呆気なくばれたね」
総司は悔しそうな表情をしていたが歳三にはすぐにわかった。総司も頼りがいのある仲間が出来たのが嬉しいのかと
「お主が長尾景虎か。俺の名前は土方歳三だ。まあ分かってたようだが」
歳三は苦笑いをしてしまった。仲間をお互いに調べすぎだろう。
「そうだ。用件は分かっている。ありがとう!!毘沙門天に恥じぬ清い国を共に創ろうではないか」
景虎は嬉しそうに言った。待てよ毘沙門天……あっ!!
「御主にも毘沙門天の使いとかいうのが来たか!?」
歳三は興奮してしまった。俺みたいに変な神に守られている奴が他にいたとは
「来たぞ。まさか御主にも!!」
景虎も驚きを隠せずにいた。
「ああ、共に頑張ろうぜ」
歳の近い2人は仲良くなり2人で長々と話しだした。
定直も歳の近い景綱と話し込み始めた。すると総司だけ取り残されてしまい怒りながら外に出ていった。
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