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「新八、俺らは謙信の所へ行くぞ!!」
歳三はそう言うと謙信の方へ向かった。
歳三は戦場を見ると我が目を疑った。山南の軍は上手く穴を埋め上出来である。それ以上に総司の軍が凄すぎた。
なんと、側面を叩けとは言ったが敵を混乱させるまで出来るとは思わなかった。武田兵を総司の軍は総司を先頭に切りまくっていた。
挙げ句の果てには敵陣を突破していた。総司がかなり鍛えたのが良く分かる。歳三も自分が特別に訓練した。100の兵がいるが使わなくて良さそうだなと思った。
通常の訓練は定直、光氏、守棟に頼んでいる。
総司は次に何をすればいいか分からなかったらしく今度は板垣信方がいる方に突っ込んで行った。
流石に敵軍きっての猛将板垣信方を倒すのは無理だろうと思いながら総司を見ると板垣軍を後ろから斬り始めていた。どうやら総司には皆歯が立たないらしい。
総司は遂に板垣と一騎討ちになった。
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