平民の少年

2/2
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
少年の起床は朝5時 まずは宿泊客の朝食の準備 そして薪割り 客が出かけると各部屋の清掃 これが重労働なのだ そして 客の受付 夕食の準備 片付け そして 少年は明日に備えて寝る 少年の家は宿屋 ミナルミ地区にある 旅や修行をする者の多いサツポロニアでは宿屋は必要不可欠である そして 宿屋の主人は一般人 魔術も武術も使えない いわゆる平民 その子供である少年も平民 働いてばかりいる少年 生まれた時点で多くの人間の人生が決まる 少年は平民 魔術も武術も使えない普通の子 その少年の名前はフジーノ
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!