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そこは見たことのない世界だった。
「ここ…どこ?」
俺は未だに状況が把握できなかった。
俺達の世界からすると科学面では数歩遅れている気がするが…
「お前なにしてんだよ」
いきなり誰かに声をかけられた。
「あのっ…ここ、どこですか…?」
「はぁ?どこって…学園都市だけど…」
学園都市?ここが?明らかに俺が今まで住んでいた学園都市とは雰囲気も科学の進歩も段違いだ。
…ふと巧の頭にあるものが浮かび上がった。
「じゃあ、御坂美琴っていますか⁉」
「なんだよいきなり…ああ、あそこにいるのがそうだよ」
そう言うと一人の女を指差した。
まじでかよ…もしかして
タイムスリップ⁉
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