ONE

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「……んッ…」 目を覚ますと、妙にベッドが温かい。 低体温な僕ひとりでは、絶対にならないような温かさ。 嫌な予感がして ゆっくり 瞼を開けると‐… 「――…うわっ!!」 ――ゲシッ… ベッドからその物体を蹴り落とすと、 「うぎゃ!?」 可愛いげのないうめき声がした。 やっぱり蹴り落として正解だったな… 「なにすんだよッ…」 「……続き。追い追いじゃなくて、今。」 「……へいへい。」 .
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