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「……んッ…」
目を覚ますと、妙にベッドが温かい。
低体温な僕ひとりでは、絶対にならないような温かさ。
嫌な予感がして
ゆっくり 瞼を開けると‐…
「――…うわっ!!」
――ゲシッ…
ベッドからその物体を蹴り落とすと、
「うぎゃ!?」
可愛いげのないうめき声がした。
やっぱり蹴り落として正解だったな…
「なにすんだよッ…」
「……続き。追い追いじゃなくて、今。」
「……へいへい。」
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