223人が本棚に入れています
本棚に追加
翔「悠里!!待って!!」
そいつは大きな声で
あたしを呼んだ
あたしは歩を止め
そいつに向かって
「あたしはあんたに
何もようないから,
あとあたしの名前
気安く呼ぶな」
と冷たくいいはなった
翔「ーッ,わりい、でも
どーしてもついてきて
欲しい所があるんだよ」
だがそいつは
切なげにそういった
あたしはそんなの
おかまいないしに
ただ淡々とものをいう
「族の人があたしに
絡まないでください」
そういったら傷つくと
わかってたはずなのに
わざとそういったんだ
そいつは傷ついた表情を
一瞬だけみせ,ははっと
渇いた笑いをもらし
「ーッはは。だよな,
わるかった…
でもお前ならー」
そしてそこで
言葉をとめそいつは
苦しそうに笑った
悠「…なんだよ」
少しその表情に
違和感を感じあたしは
「…いってやるよ」
それに承知した
これが始まりに
なるとは知らずーー…
、
最初のコメントを投稿しよう!