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男と距離をとりながら
無言でしばらく歩くと
ある倉庫にたどりついた
そこを開くと
そこには大勢の人
そして彼らは
男をみるとすぐに
頭を下げ挨拶をする
ここはいわゆる
不良たちの集まりだった
来たことを
後悔してももう遅い
翔「よう!!
みんな頭上げろ」
その言葉とともに
みな頭を上げていく
こいつは上の位のやつ
すぐにわかった
男は声を張り
上げていった
翔「今日はお前らに
紹介したい奴がいる」
あたしは嫌な予感がして
倉庫をでようと歩を
出口にむけた
だが、そう楽には
いかなかった
翔「こいつ!!」
男が思い切りあたしの
手をつかんで
隣に引っ張ったからだ
悠「ーッ」
そしてそいつは
翔「朱菜悠里ってんだ」
あたしの名前をだした
あぁ、もう戻れない
そう直感した
そしてその紹介と
ともに周りが
ざわめき始めた
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