敵わない

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メロンパンが目の前にあった。 右に少し視線を移すとキャラメルプリンがある。 さらにその横には、私の大大大好物のお茶漬けがあった。 これは夢だ。夢に違いない。 でも、夢なら美味しい思いをしても誰にも迷惑かからないし、許されるよね? 頬が緩むのを堪えもせず、私はお茶漬けに手を伸ばした___ .
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