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「ミンソニ先輩、お昼食べに行きましょ!」
二年の教室のドアからひょっこりと顔を出して、手に持った可愛らしいお弁当箱を見せてくるソウク。
その後ろにはギュヨンもいる。
ソウクに気付き、自分もお弁当箱を持って3人で屋上へ行く。
屋上の重い扉を開けると、雲一つない真っ青な空が出迎えてくれた。
いつものようにベンチに座り、やっと思っていたことを口にしてみる。
「ねぇ、なんで今日ギュヨンも一緒なの?」
「…え、ダメ…でしたか?」
「あ、いやそうじゃなくて…いつもソウクと二人だったから不思議に思って、別にダメじゃないよ?寧ろ大歓迎だよ!」
ギュヨンは安心したのか、よかったと笑顔を見せる。
(笑顔はすごい可愛いのよね…)
普段、無口で大人しいクールビューティなギュヨン。
だから外見は年下なのにどこか大人っぽくて(身長も高い)、滅多に笑わないからちょっと近寄り難い感じ。
でも笑ったらすごく可愛らしくて、私にとってギュヨンは可愛がってる後輩の一人。
もちろん隣にいるソウクも。
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