第2章

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それからもたまに早番の日に見かけるピンク色の傘で顔は見えないがスニーカーを覚えた。 次に見かけた日は晴れていたからスニーカーを目印にやっと顔を拝めた。 そんなに美人ではないけど薄化粧なのが印象的で胸が高鳴った… その日の仕事帰り絵本の勉強をしようと図書館に入った途端彼女を見つけた。 図書館で仕事してたんだ… それからはちょくちょく図書館に足を運び彼女を見る日々が始まった。軽くストーカーっぽいなとか思ったりしたけど会えるのが嬉しかった… しばらく俺は女から遠ざかっている。 前の彼女はフタマタをかけていた、それに気付かずしばらく付き合ったある日浮気現場を目撃! 問い詰めたら俺は二番目だと言われ落ち込んだ――― あれから二年くらいか…
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