第2章

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それから4ヶ月くらい図書館に通い続ける日々だった。 自分でもびっくりだがなかなか話しかけれない。ただ本を借りてくるだけ。 こんなに臆病になってたのにも驚いた。 そんなある日、彼女の方から朝挨拶してくれた! 俺は嬉しくて、今日こそは声をかけるぞ!と意気込んで仕事帰り図書館へ向かったが… なんで浩輔もいるんだよ… 見に来たのか―― ちょっとテンション下がった気がしたが、今日は気合いだと自分を奮い立たせた――
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