ちいさな、ちいさな殻の音

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わたしは他人と違います わたしの考えること、行動することすべてが一般の枠から外れてしまいます わたしはどこまで自分を出せばよいかわかりません だから、まわりに殻をつくります わたしはひとにとけこめません わたしは社会にとけこめません わたしは欠陥のある人間です でも……………… それでも私はヒトが好きなんです 欠陥あって、社会にとけ込めなくても ヒトに興味を持って貰えるように ………好きになってもらえるように わたしは自分の殻を内側から叩きます 最初は聞き取れない程小さな音かもしれません でも、さいごには殻を自分で破れるように 勇気を持って、殻を叩き続けます だから、すこしでもその音が聞こえたなら その音に興味をもって貰えたなら どうかわたしに、声をかけてください わたしはあなたの声に最初びっくりするかもしれません びっくりして話がうまく出来ないかもしれません でも、わたしはヒトが好きなんです 少しずつ 少しずつでも、あなたに近付いて行きます その歩みは他のヒトより遅いかもしれません でも今よりもあなたの近くに、なるべく近くまであるいて行こうと思っています だから、だから暖かく見守っていて下さい
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