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ぼくの今日から通う学園都市の中にある東雲学園は、すごい有名な場所だ。
今日が初登校日。
入学式の為に、体育館に向かう途中首ねっこを捕まれ拉致された。
そして、小学生くらいの女の子にこう言われた。
「歓迎するわ水村佐奈。我が東雲学園ようこそ!
貴女にはぜひ生徒会に入ってほしいの。
もちろん貴女には拒否権はないわ。なんかおかしい点があったらのべなちゃい……痛っ!こほん。述べなさい。」
「はーいよく言えました。
瑞穂は偉いね~。」
「子供あちゅかい……扱いするな!」
瑞穂と呼ばれた女の子が、違う女の子の方へ駆けていった。
「あら、水村佐奈ちゃん。
なんか瑞穂の言ったことに異論はあるかしら?」
「ぼくは男です!
異論というよりすべてがぼくにわからないです。」
ぼくの煮え切らない態度にその女の子は態度を豹変させた。
「サインしますか?
それとも、人間止めますか?」
「言っている意味がわからないんですけど。」
「そのままの意味ですよ~。
貴女を調教して私の奴隷として、飼い馴らします。
だから人間を止めるか聞いたんですよ~。」
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