1、勇者にああああとつけると感情移入がしにくい

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ぼくの今日から通う学園都市の中にある東雲学園は、すごい有名な場所だ。 今日が初登校日。 入学式の為に、体育館に向かう途中首ねっこを捕まれ拉致された。 そして、小学生くらいの女の子にこう言われた。 「歓迎するわ水村佐奈。我が東雲学園ようこそ! 貴女にはぜひ生徒会に入ってほしいの。 もちろん貴女には拒否権はないわ。なんかおかしい点があったらのべなちゃい……痛っ!こほん。述べなさい。」 「はーいよく言えました。 瑞穂は偉いね~。」 「子供あちゅかい……扱いするな!」 瑞穂と呼ばれた女の子が、違う女の子の方へ駆けていった。 「あら、水村佐奈ちゃん。 なんか瑞穂の言ったことに異論はあるかしら?」 「ぼくは男です! 異論というよりすべてがぼくにわからないです。」 ぼくの煮え切らない態度にその女の子は態度を豹変させた。 「サインしますか? それとも、人間止めますか?」 「言っている意味がわからないんですけど。」 「そのままの意味ですよ~。 貴女を調教して私の奴隷として、飼い馴らします。 だから人間を止めるか聞いたんですよ~。」
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