first story

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それは…初めて出会った日の初々しい笑顔と似ていて…… 『はじめまして!…えっと、…マスター!!』 「マスター……大、好き…デす……」 けれど、同じ時間を共有してきた、友のもので…… 『マスター♪今日はどんな歌を歌わせてくれるんですか?』 「……ズっと……ず…ト……俺、は………」 家族同然の…… 「……………ますたー、のこと…………忘れません……」        人に近づきすぎたVOCALOIDの、最期の笑顔だった。 「っっ……KAITOーーーーーッ!!」  
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