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汐留までは
俺が、新宿まで行く時に使った路線から
「ゆりかもめ」のある
青海駅まで行く、
もっとも分かりやすいルートで
向かうことにした。
茜「凄く詳しいね~!
海野君、ありがとう!」
治「ん~?
そんなことないよ。
俺も実際、行ったことなかったから
分からないと困るし。」
茜は俺の右側を離れない様
歩きながら、申し訳なさそうに
笑って言った。
茜「いやぁ
もう私さ~、
レミオのオサに逢えんのが嬉しくて
ずっと舞い上がってて
全然、調べてなかったんだぁ…
だから本当にありがとう!」
俺は大丈夫だからと
ニッと笑って
一緒に歩く。
なんだかデートみたいで
逢った時から
ずっと緊張している…
でも気づかれない様に
笑っている感じが
とても楽しい。
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