第三章 千年の眠り

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「それはそうとどうやって探すべきか」 猛りの神(霊的塊)はとりあえずGPS機能を利用して現在の天海原神社の神主を見つけようと判断する。 「ふむ。GPS機能を利用するという手は意外といいのう」 猛りの神は頷きながら力を放つ。 「こんにちは。宇宙神の会です」 「誰だ」 猛りの神は警戒心をもって電波的な何かに返答する。 「只今宇宙神の会では貴方様のGPS機能の利用を禁じております。どうかお引き取りください」 その言葉とともに、猛りの神の念力は断ち切られた。
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