入学式

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いよいよ待ちに待った中学校生活が始まろうとしていた。 入学式前日、興奮して寝付きが悪く、気付いた時には朝になっていた。 朝7時には家をでなきゃいけない為、6時から支度をはじめていた 顔を洗い、歯磨きをし、念入りに髪をセットし、さぁ~出発! 小学校からの友達ひっくんと(あだ名)待ち合わせをしていたので、合流して学校へ向かいはじめた。 登校中、髪が崩れないか心配で心配で仕方なくて、注意を払っていたら、その時、ひっくんが「首痛いの?」と聞いてきた。 なぜか!しゃがむ時、顔を下に向けたら崩れる為、目線はまっすぐ!そして風が吹いたら、吹いてきた方向に逆らわず、受け流す感じ。 こんな事をしていた為、ひっくんは首を痛めたと思ったらしい まぁ、無理もない。 何だかんだで学校に着いた。 桜が舞い散る校舎、とても綺麗だったのを覚えている。 うちの中学校は二つの小学校から集められる。 俺は、その二つの学校の内、一つは1ヶ月くらいで転校し、二つ目の小学校では、ほぼ6年間いた事になる。 その為、一つ目の小学校から来る奴等も、そこそこ知り合いがいたので、「久しぶり!」など「元気だったか」みたいな話しで盛り上がってると、「今からクラスの発表をします、名前があるか確認して下さい。」という声が。 皆、急いで見に行くと。 俺は1組、ひっくんは3組。 同じクラスを望んでいたので、結構ショックでした。 何やかんやでクラスの配当が決まり、教室に移動となります。
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