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京「ふぅ……」
湊「あ、口に合いませんでしたか?」
湊さんの作った夕御飯を食べながら溜め息を吐くと、心配そうに聞いてきた。
京「あ、いや、美味しいですよ」
湊「そうですか……」
ホッと息を吐く。
京「俺、どうかしてましたか?」
湊「浮かない顔をしてたので……」
あぁ、そういうことか。
京「すみません、勘違いさせてしまいましたか」
湊「え? 勘違いですか?」
京「俺が浮かない顔をしてたのは、明日で湊さんとの生活も最後だなと思って」
俺がそう言うと湊さんも浮かない顔になった。
この一週間、愛し合ってきた。
そして一時も離れなかった。
その分、離れるのは躊躇われた。
湊「でも、いつでも会えますから」
京「……そうですね」
湊「ほら、食べちゃいましょう」
京「はい」
夕御飯を二人で食べて、風呂に入ることにした。
今日は俺が先に入ることになった。
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