9月1日

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京「明日で最後か……」 服を脱ぎながら思った。 ずっと旅行に行ってればいいのに。 溜め息をつきながら風呂場に足を踏み入れる。 浴槽は湊さんがお湯を張っていてくれた。 京「あー……」 湯船に浸かる。 連日の筋トレがかなり来てる。 でも、かなり体つき良くなったな……。 胸筋とか……。 これも衛さんのおかげだ。 湊「京助君ー」 京「え?」 ドアの向こうから湊さんの呼ぶ声がした。 京「ど、どうかしましたか?」 湊「一緒に お風呂、入りませんか?」 答えを聞く前にドアを開けられた。 京「お……」 水着でも着てるものかと思いきや、着てなかった。 その代わりにタオルを巻いていた。 湊「ど、どうでしょうか?」 京「ありがとうございます」 湊「?」 俺がそう言うと、湊さんが首を傾げた。 京「このシチュエーションは男の夢なので」 湊「そ、そうでしたか……」 恥ずかしそうに頭の後ろをポリポリかいている。 湊「あのー……一緒に入っても?」 京「どうぞどうぞ」 それはもちろん大歓迎だ。 失礼します、と言いながら俺の足の間に収まった。 背中を俺に預けてきたから、俺は湊さんを抱き抱えるような感じになった。
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