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湊「んー……」
気持ち良さそうにお湯に浸かる。
俺に背中を預けるようにして肩まで浸かった。
湊「はー……温かい……」
京「そうですね」
湊さんをギュっと抱き締めた。
肌を密着させる。
もう、抱き締めることに躊躇いはない。
多少、恥ずかしいけど。
湊「もう、京助君ったら……」
京「嫌でしたか?」
湊「いいえ、全然」
湊さんを抱き締めている俺の腕に手を添える。
京「……湊さん、お湯にタオルを浸けちゃいけないんですよ?」
湊「ここは温泉じゃありません」
軽く笑いながら一蹴された。
だが、俺は諦めない。
京「湊さんとちゃんとくっつきたいなー」
湊「甘えん坊ですね」
京「……駄目ですか?」
湊「だーめ」
胸を隠すようにタオルを更に絞めた。
こうなれば強行手段だ。
タオルに指を引っ掛けて一気に引っ張る。
湊「きゃ!?あ、だ、駄目ですってばぁ!」
京「ルール違反です!」
湊「いや、やー!」
完璧にタオルを剥ぎ取ってやった。
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