9月20日

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湊「京助君、京助君」 京「ん……」 朝、湊さんに揺すられて目が覚める。 目を開くと湊さんが微笑んで俺を見ていた。 京「おはようございます……」 湊「はい、おはようございます」 京「どうしたんですか?」 湊「いえ、特にないですけど」 京「なんすかそれ……」 湊「今日で最後ですから、ちょっとでも長くいたかったんです」 京「あ、そっか……」 今日で終わりなんだ……。 湊「京助君、キスして」 言われたままに湊さんに唇を重ねた。 湊「……朝にキスってなんかたまらないですね」 京「確かに」 おでこを合わせながら二人で笑いあった。 ベッドから降りて、二人でのびる。 京「湊さん、朝ごはんお願い出来ますか?」 ドアを開きながら湊さんに聞くと、 湊「はい、もちろんです……………」 頷いた後、キョトンとした。 まるで少し時間が止まったかのように固まった。 いつもと違う様な感じがした。 京「湊さん……?」 湊「え……あ……」 我に帰ったかのようにハッとして、いつもの雰囲気に戻った。
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