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湊「ご、ごめんなさい!なんか名前、ド忘れしちゃったみたいで……」
京「だ、大丈夫ですか?」
なんとなくただ事ではないような感じがした。
それに汗もすごいし……。
湊「だ、大丈夫です、京助君」
京「そう……ですか」
かなり心配したが、いつも通り笑っているし……。
大丈夫……だろう……。
その後は何事もなかった。
京「た、ただいま……」
湊「お帰りなさい」
膝の調子も良くなって来たので9キロくらい走って来た。
膝はなんともなかったが、体力の落ち方が半端なかった。
湊「膝はどうですか?」
京「大丈夫……です……けど……」
湊「体力ですね、その様子だと」
京「はい……」
前はこのくらい、なんてことなかったのに……。
怪我って怖いな……。
湊さんが持ってきてくれた水を飲む。
京「いやー、疲れた……」
湊「9キロって……化け物ですか……」
京「走るだけが取り柄なもんで」
湊「へぇぇ……」
そんなに驚くようなことだろうか?
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